故人を亡くされてご火葬後、お骨に黒い部分が残ると「そこが腫瘍だった」なんて話もあります。
じゃあ、ペットさんは？
ご火葬直後、担当の方に
「猫ちゃん、腎臓が悪かったですね」や、
「わんちゃん、肺に病気を持っていましたね」など、ご火葬の担当の方が言われることを聞いたことがあります。
あくまで私の主観ですが、『ご火葬後のお骨から、ご病気だった可能性があることを推測するまで』と考えます。
なぜ、ご火葬後の状態を見て病気が分かるのか、その関連性を医学的に根拠をもって正確に説明できる方はいないからです。
・ご火葬に予定より大幅に時間がかかった
・ご火葬後のお骨がかなり黒ずんでいた（火葬時間をしっかり守った上で）
・ご火葬後黒い塊だけが残った
・全体的にお骨が細かくなった
・お骨の表面がツルツルではなく、ザラザラでボロボロだった
上記もやはり、「ご病気だった可能性がある、と推測する」までです。
いつもお世話になっている動物病院の先生から聞いたお話しです。
「私の病院に通っている患者様から詰め寄られました。なぜ病気を発見できなかったのですか！？」と。
先生曰く、診断では異常値では無かった、そんな病気は見られなかった、のことでした。
病気を発見し治療するのは動物病院の先生。
亡くなられた子を手厚く送ってあげる（ご火葬される）のはご火葬の方のお仕事。
それぞれ専門のプロが誇りをもってお仕事されていると思います。
「もっと早く異変に気付いてあげればよかった」と後悔される方も多いです。
しかし、動物病院の先生でさえ、最後まで病気を発見できないことも珍しくありません。
もし、ご火葬後に担当の方からハッキリ「病気でしたね」などと言われた際は、
「あぁ、やっぱり病気の可能性があったんだね、最後まで頑張ったね」とご自身で納得のいく言葉として解釈するようにしましょう。
ペットさんの粉骨専門 ノアの杜
