ご火葬後のお骨はどこまで形として残るのでしょうか。
「我が子のお骨は残った方?残らなかった方?」
他の子のお骨と比べる機会がないので分からないですね。
ペットさんのご火葬に何度も経験する方も多くはないと思います。
私も数多くのお骨を拝見してきました。
「少し細かいかな」と思うお骨も「綺麗に残ったでしょ」と言われる方もいらっしゃいますし、
逆に、「綺麗に残りましたね」と思った時も、「もっと綺麗に残ると思った」と言われる時もあります。
「綺麗に残った」は主観的にどこまでを想像するのかによって大きく変わります。
ただ、例えば、学校にある骨格標本のように残ることはありません。
部位ごとに足、骨盤、背骨、あばら骨、肩甲骨、頭蓋骨、下の顎、首のお骨、喉仏・・・等、
目で見て担当の方が確認できる程度に残ることが多いです。
ただ、大切なのは、、
ご火葬された業者さん(又はお寺さん)のご火葬の担当の方は、
精一杯、お骨が綺麗残るように進めて頂いているはずです。
出来る限り頑張っても、ご病気や年齢によって細かくなってしまう事もありますし、
ご火葬後のお骨がどの程度残るのか、プロの火葬される方も結果を見ないと分からないことが多いと思います。
「少し細かくなったかな」と思った際は、
もしかしたら、ご病気が進行してしまっていたかもしれませんが、
「最後まで頑張ったね」と、ペットさんを優しく想ってあげましょう。
一番大切なのはご火葬後お骨が綺麗に残ったか、残らなかったか、ではなく、
「ご火葬後のお骨をご覧頂いた際に最愛なるペットさんにどんな思いを伝えてあげるか」だと思います。
「今まで楽しい時間一緒に過ごしてくれてありがとう」
「これからもずっと見守っていてね」
そう思って頂くと、ペットさんも安心して虹の橋で元気に走り回ることが出来ると思います。
ノアの杜 後藤