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手作業による粉骨レポート

手作業による粉骨について、今回は作業をしながらのレポートをしようと思います。

(過去に亡くなったわが子(シェルティ)の遺骨の粉末化)

 

手作業による粉骨の特徴は以下の通りです。
(1) 手間と時間がとてもかかる
(2) 機械による粉骨と比べて若干、目が粗くなる(よく見ないとわからない範囲だが)
(3) 手作業で少しずつ粉末化していくので機械と比べて優しい作業となる

 

① いよいよ粉骨開始!

乳鉢内の粉骨

画像を掲載するため、若干形は崩してからの撮影です。

もとの形から、およそ5分ほど粉末化しました。

 

 

② 粉末化作業、15分経過

ふるいの中の遺骨

まだ目は粗いですが、1mm以下の遺骨をふるいにかけて落とします。

 

 

 

 

③ ふるいにかけて分けてわける

ふるいにかけた粉末状の遺骨

ふるいにかけた1mm以下(実際は0.5mmほど)の遺骨と、まだ目の粗い遺骨を分け、

目の粗い遺骨は再度乳鉢内で粉末化します。

 

 

④  更に15分粉末後、ふるいにかける

ふるいにかけて分けた遺骨

ふるいから落ちた目の細かな遺骨の量も徐々に増えています。

乳鉢内の残った遺骨も細かくなっています。

 

⑤ 約30分粉末化後の乳鉢に残った遺骨

30分粉末化後の遺骨

乳鉢内に残った目の粗い遺骨です。

かなり細かくなり、量も少量となりました。

 

 

⑥ ふるいにかけて落ちた遺骨

粉末化後の遺骨

1mm以下の目の細かくなった遺骨。

30分以上の粉末化でようやく半分経過。

 

 

⑦  約1時間経過

45分粉末化後

開始から1時間経過。「粉末化→ふるい」を4回繰り返しました。

乳鉢内の遺骨は残りわずかとなりました。

 

 

⑧ 乳鉢内に残った遺骨

乳鉢内の遺骨

かなり細かく、少量となりました。

ここからが最後の仕上げの作業です。

 

 

⑨  約1時間半経過

遺骨の粉末化後

最後の仕上げを行い、約1時間半が経過。

全ての遺骨が粉末になりました。全て当社既定の1mm以下(おおよそ0.5mm程)となっています。

 

まとめ
今回思い切ってわが子の遺骨を手作業にて粉末化致しました。
小型犬と比べて遺骨も硬く、男性が力いっぱい粉末化し作業時間は大よそ2時間ほどです。
腕も肩もくたくたになるほどの体力が必要となる作業です。
大型犬になれば更に時間もかかり、大変な作業となります。
しかし、機械と比べて優しく、思いも込められるため、飼い主の方が直接粉末化されるのが一番ですが、心情的にはなかなか自らの手で遺骨を砕く、、それはなかなかできないことです。
もし手元にある遺骨の粉末化を検討であれば、是非ご利用下さい。
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