犬はストレスを感じると免疫力が低下すると言われています。
ストレスは、心だけではなく、体の健康も損ねてしまうようです。
犬は高齢になってくると、体力や身体機能も衰えてきて、目や耳も悪くなってきますので、若いころ以上に不安を感じやすくなることも事実です。
そこで、ストレスを軽減するにはどうしたらいいのでしょう。
①犬は元々キレイ好きな動物です。不潔な環境はストレスになります。
トイレ周りを中心に清潔に保つようにしましょう。
②環境の急激な変化には、ストレスを感じます。
シニア期には適切な環境整備は大切ですが、だからと言って急激に環境を変えてはいけません。
新しい敷物等に変える際には、古いものも一緒において徐々に臭いに慣れさせていく事が大切です。
③高齢になってくると、視力も弱くなるため家具の模様替えは控えましょう。
高齢の犬がいるときには、戸惑わないように家具の配置は極力変えないように気を付けましょう。
④新しい家族や、ペットが増える場合も十分に注意しましょう。
家族が増えたり、ペットが増えてしまう事が避けられない時には、話しかけたりスキンシップを取って、愛情を伝え、安心させてあげる事が大切です。
⑤屋外で飼っている場合は、寒さや暑さもストレスになります。
高齢になってきたら、室内飼いに変える事をお勧めします。
シニア期に入った犬は、暴れたり、悪さをする事も少なくなります。
どうか、暑さ、寒さを感じない程度の屋内で、大切にしてあげてください。
いかがでしょうか。
ストレスと言っても、少し考えてあげればわかるような事ですね。
見た目は若くても、確実に年齢を重ねています。
大切な家族として、いたわってあげてくださいね。